第2話 俺が須佐之男メテウスだ

デミア
まずは自己紹介を!
メテウス
初めまして。
須佐之男メテウス、45歳だ。
小中学生を対象とした学習塾を経営している。
と言っても、小さい塾だからな、俺も毎日現場に入っている。
デミア
へぇ、そうなんだ。
メテウスさんの塾、どんな特徴があるの?
メテウス
AIを教育の基盤にしようとしている。
今までにないレベルでだ。
デミア
「今までにないレベル」って、ほんとに?
口だけって感じがするけど(笑)
メテウス
「知性」「身体性」「精神性」「社会性」の4つの柱を統合した「個別最適化」だ。今までにあったか?
デミア
えー、分からないよ…。
でも、今までのって「学習の個別最適化」よね。
だから、あんまり深いとこまで行けてないのかも。
メテウス
要するに、「弱点の強化」と「ペース調整」を個別最適化って、今は言ってるんだよ。
デミア
「自分の苦手な分野」を反復練習できて、「自分の理解度やペース」に合わせて学習が進められる…。これも悪くはないよね?
メテウス
そうだな、悪くはない。
ただ、「受験教育に縛られた」個別最適化だよ。
やりたい奴はやればいいが、そんなのがこれからの社会で役に立つか?
デミア
お~、言うね~!
じゃあ、メテウス流の「個別最適化」は、何が違うの?
メテウス
分かりやすく説明してやろう。
まず4つの柱(「知性」「身体性」「精神性」「社会性」)に関する生徒データを収集する。
AI活用は「データが命」だからな。
生徒&保護者の同意を取った上で、アンケートのような形で収集する。
デミア
「知性」なら、「通知表」とか「テストの結果」ってこと?
メテウス
そうだな。
「身体性」なら主に「生活習慣」だ。
「食習慣」「運動習慣」「睡眠習慣」「学習習慣」などの情報を集める。
デミア
おお、それはちょっと面白いかも。
でも、答えたくない生徒もいるんじゃない?
メテウス
答えたくない質問に答える必要はない。
答えてもいい質問にだけ、回答すればいいんだ。
デミア
あー、そういう感じでいいのね。
それで、じゃあ「4つの柱」の生徒情報を収集しました。
次はどうするの?
メテウス
そのデータを匿名化してAIに学習させ、「生徒ごとに個別最適化」されたアドバイスをもらう。そのアドバイスは既に、AIによって「知性」「身体性」「精神性」「社会性」が統合されて出力される。
例えば、学習アドバイスを求めると、睡眠時間をもっと取るようアドバイスされたり、全人的な教育が可能になる。
デミア
へぇ〜、なるほどね。
意外とデータって大事なんだね~!
メテウス
…話についてきてるか?

 

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