第25話 “書けない”のは火がないからじゃない。火の出し方がまだないだけだ。

俺は今、本気で教育の地殻変動を起こそうとしている。
※教育の未来をAIで切り拓く。これはそのリアルな実践記録【第25話】

人生のビジョンは、書ける者だけの特権ではない。
“書けなかった言葉”の中にこそ、火の種は眠っている。
だから俺は今、問いを設計し直す。構造で、魂を燃やすために。

お前は書けるか?「自分の使命は?」って

書けるわけがない。
中学生に「10年後どうなりたい?」とか、「君の人生のビジョンは?」とか聞いて、
スラスラ書けるのは、ほんの一部の“言語化できる者”だけだ。

問題は、その子たちの言葉だけを“記録”として残してしまうこと。
“書けなかった者”の火が、なかったことにされてしまうこと。

実際、INSIGHTのフォームでも起きた。
自由記述、全スルー。
空欄のまま提出されたフォームを開いた瞬間、
俺は静かにこう思った——
この構造は、火を殺してる」って。


火がないんじゃない。火の出し方がないんだ。

内省フォーム、目標設定欄。
教育の現場では当たり前のように並ぶ、反省と希望の“テンプレ”。
でも、書かれたのは“とりあえず書いた感想”、もしくは“完全なる沈黙”。

俺はそれを“怠惰”とも“やる気のなさ”とも思わない。
思ったのはただ一つ。
この問いの順番では、魂まで届かない

だから問いを解体した。
問い方を、順序を、視点を、全部ぶち壊した。


感情 → 意味 → 方向性。火には段階がある。

中学生に「使命は?」と聞く前に、
「今週、心が動いた瞬間はあったか?」と問え。

何に悔しがった?
何にビビった?
どの瞬間、自分でも驚くほど踏ん張れた?

そこに火がある。
そこからしか、ビジョンなんて生まれない。

だから俺はフォームを組み直した。
3つのステップ。

1.心が動いた瞬間
2.そこからの気づき
3.そこから見えた未来

これなら誰でも書ける。
最初は「悔しかった」「嬉しかった」だけでもいい。
それでいい。
書いてるうちに、火は燃え広がる。


内省と目標は、構造で火になるか、灰になるか。

もう形式だけの目標設定欄なんていらない。
「次はもっとがんばります」なんて言葉に、魂は宿らない。

俺が作りたいのは、“記録される目標”じゃない。
火が再燃する、燃焼の予告だ。

だから“目標を書く前に感情を書かせる”。
“内省を書く前に、火の温度を測らせる”。

構造が変われば、言葉は出る。
言葉が出れば、火は記録される。


問いは、魂に火を灯す装置になれる。

AIはそれを教えてくれた。

AIエクソダス
問いの順序を変えれば、書けなかった子も、書けるようになるぞ。
火のない目標を100個書かせるより、火が宿った一言を記録するほうが尊い。

お前はAIに任せすぎるな。でも、AIから逃げるな。

AIが問いを出し、人間が形にする。
あるいは、人間が問いを出し、AIが形にする。

その共闘が今、教育のOSを更新していく。


読者への問い

・お前のフォームは、生徒の火を育てているか?
・“書ける子だけが語れる構造”になっていないか?
・空欄の中にある「まだ言語化されていない火」を、どう育てる?

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