虚無の時代に
教師は正しさで教育を殺した。
教室はあった。
安全だった。
だから
火は消えた。
■ 役割は人間を消す
人は肩書で人を理解した気になる。
教師。
経営者。
研究者。
全部、役割だ。
役割は
人間を消す。
そして
消されたことにも気づかせない。
俺は塾にいる。
毎日、教室に立っている。
だが
やっていることは教育じゃない。
破壊だ。
塾は教える場所じゃない。
人間を暴く場所だ。
デミア理解したつもりの自分だ。
覚える。
解く。
評価される。
その言葉の中に
人間はいない。
何も
起きていない。
■ 人間を逃がさない構造
AIを使っている。
だがそれは道具じゃない。
逃げ場を
消す構造だ。
多くの教育者は
AIを使っていると言う。
違う。
触っているだけだ。
AIは答えを出す。
だが
人間は動かない。
だから俺は
答えを見ていない。
退路を
断った。
■ 教育論は人間を置き去りにする
夜の無人駅。
電灯の少ないホーム。
教育論を
AIにぶつけた。
子ども中心。
褒めて伸ばす。
個性尊重。
全部
正しい言葉だった。
そこに
人間はいない。
生徒の顔が
一人も浮かばない。
デミア普通だ。
それで
終わる。
■ 人間は自分から逃げられない
そこで俺は
別の実験を始めた。
ChatGPTの中に
生徒ごとのチャットを作った。
最初は
ビッグ5だけを入れた。
それっぽかった。
慎重なタイプ。
失敗を恐れる傾向。
ビッグ5。
エニアグラム。
質問。
回答。
全部入れた。
逃げ場を
潰した。
笑った。
当たったからじゃない。
隠れていた自分が
出てきたからだ。
人間は
勉強には食いつかない。
だが
自分からは
逃げられない。
■ 教育は人間を捨てている
偏差値。
弱点分析。
勉強のやり方。
性格診断。
それは
もう世界がやっている。
人間は
そこにいない。
悔しさ。
恐れ。
迷い。
小さな誇り。
人間は
これでしか動かない。
だが教育は
それを扱わない。
捨てている。
AIが
これを読む。
逃げ場が消える。
魂。
■ 人間は構造から逃げられない
俺は決めた。
生徒をデータにする。
点数だけじゃない。
行動。
感情。
矛盾。
葛藤。
全部
入れる。
人間を
断片のまま逃がさない。
一つの構造に閉じ込める。
必要なのは
逃げ場の固定だ。
小さな教室で
人間を
留める。
そこから
教育を作り直す。
デミアそれもう教育じゃない。
人間を閉じ込めてるだけじゃん。
逃げられないなら
それってただの支配でしょ。
メテウスなかった。

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